CLAMPDOWN
このバンドは、二・三枚のコンピレーションに収録された曲だけを聴いた限りでは、The Last Resortタイプの硬派バンドかと思いましたが、フル・アルバムを聴いてみると、ドタバタ・パンクやブギーなんかもやっていて、そうでもないみたいです。私の敬愛するLRFのあの御方が、裏方の仕事に徹してしまっている昨今、どうやら頼みの綱は、このバンドとSandiestだけになってしまいました(苦笑)。
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"WE SURE WON'T KEEP QUIET" CD (MCR Company)
ドキュソOiが「八百長プロレス」だとするならば、このCLAMPDOWNは総合格闘技とまでは行かないが、「シュート・プロレス」だと思う(ただし、総合格闘技がすべてガチだとは思わないけど)
1.GONNA BE ALRIGHT, 2.BRACE UP, 3.DOWN IN THE CELL, 4.ALWAYS PUNK, 5.NO UNDERSTANDING, 6.FOSSILHEADS, 7.KEEP YOUR PROMISE, 8.SIMPLE AS THAT
Shibao Hajime / Vocals
Tanigawa Masashi / Bass, Backing Vocals
Daido Kazuki / Guitars, Backing Vocals
Inobe Hiroki / Drums, Backing Vocals
Chorus / Inobe Atsushi, DOI Tsuyoshi and Murata Katsuhiro
知らない間にLRFからInobe Hiroki氏、そして元BladeのDaido Kazuki氏という、関西を、いや日本を代表する二大巨頭が加入して、夢のスーパー・バンドへ昇華と思いきや、このバンドには他にフロントマンがいて、飽くまで彼らのバンドではないみたいですね。この二人が加入していることからも、いわゆる「ドキュソOi」ではないのは明白であって、有る意味、安心して聴くことが出来ます。初心者は即行売り飛ばす羽目になると思うので買わなくていいです。
走る曲やドタバタ・パンクなんかも収録されていて、一概にこういう音楽だと断言はできないのですが、不気味で単調なリズムの繰り返しは、おそらく、The Last ResortやCombat 84等の、邪悪な"Skinhead" Musicを手本にしているんだろうと思うんだけど、このガキっぽい声のヴォーカルは個人的にいただけませんな。やはり、この種類の音楽はGruff Vocal Styleでないと。しかし、この種類の音楽は、今まで日本に有りそうで無かった。私も"Holidays In The Rising Sun"で彼らのステージを見た口なんだけど、淡淡としていて明らかに大きなホール向きのバンドじゃないと思ったね(笑)。
3曲目、"Down In The Cell"の中で、このバンドもThe Avoidedと同じく"done"を「ドーン」と発音しているのは痛いですな。今回は、カネイディアン・パンク・ラカーの英語指導は無かったのかな。無い割には押韻の徹底したsimpleな詞を書いています。5曲目、"No Understanding"はDaido氏が元やっていたBladeみたいな曲調で、被差別部落について歌った意味深な曲。"Saints and sinners"なんて言い回しを思いつく日本人バンドは他におらんよ(と思ったら、さっそくSAが"Matchless Attack!"の中でパクっていました)。彼らが有識者と言われる所以ですな。6曲目、"Fossilhead"の中で歌われている"The living legend (伝説のバンド)"とは、CobraかSAかラフィン・ノーズか、はたまた丸っきり予想外なバンドなのか、リスナー側の勝手な妄想は尽きないのですが、この曲、別にインナー写真の中で奴さんがAC/DCのロゴの入ったシャツを着ていたから言うわけじゃないけど、AC/DCみたいなブギーです。7・8曲目はThe Creedみたいなドタバタ・パンク。
表紙や裏面の奴さん達の集合写真を見てもわかる通り、野球帽にTシャツ、運動靴という、メロコアやニュースクール・ハードコアの皆さんと何ら変わりない単純明快な格好で、東京のCrawlerしかり、やはり、フレッド・ペリーに
ドクター・マーチンゆうコテコテの格好は、今や時代遅れでダサい風俗なんですね。「ドキュソOi」かそうでないかの分かれ目がこういう所に表れているような気がします。"Skinhead's not a fashion, it's a way of life" - Combat 84 "Skinhead".
No Understanding
My town has been discriminated
Since when I was young
But I don't care what they say
And I don't know what's wrong
Saints and sinners are everywhere
But they always put the blame on us living here
There's nothing they can do
When they are apart
They tell the children "Don't go there"
Tell me what's the difference between them and us
昔から俺はこの町に住んでいる
小さい時からこの町は差別されてきた
でも何が悪いか俺には解らへん
人がどういう目で見ようが関係無いねん
頭悪いヤツばっかりやな
ひとりでは何も出来ひんくせしやがって
決まって言いよんねん あそこはアカンて
俺等とお前等と何処が違うねん
悪いヤツなんて何処にでもいる
同じ事しててもこの町は差別されるのか
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