SANDIEST
このSandiestというバンド、そしてフロントマンのN.Yamashta氏は、おそらく十年にひとり出るか出ないかの天才だと思います。初期の頃こそ、Stiff Little FingersやThe Jamの焼き直しかと思いましたが、最近は新境地を開拓し、繊細かつ爽やかで大胆なギター・ポップ・サウンドを聴かせてくれます。完璧過ぎて粗を探そうにも探し様が無い。もちろん、全アルバム必聴です。
Interviews:
http://www.loft-prj.co.jp/interview/0012/05.html
http://www.loft-prj.co.jp/interview/0207/06.html
1.Can you hear my message, 2.Against your will, 3.Never I’m not down, 4.Don't drop your guard, 5.Fair judgement, 6.The mindless crowd, 7.Rip off, 8.Keep running from the reality, 9.Good times Bad times, 10.Your will is gone, 11.The old Bill's coming for us
"HAVE NO LIMITS" CD (Diwphalanx Records)
持っていなかったら必ず買いなさい!
1.BECAUSE I AM WHAT I AM, 2.SEVENTEEN, 3.NO USE HIDING, 4.OCTOBER, 5.WASTED FRIDAY, 6.TO HAVE A GOOD TIME, 7.BOY'S A BIT SPECIAL, 8.SOUGHT AFTER RULES, 9.THE PLACE WE USED TO BE, 10.?, 11.SANDIEST
ひとりで英国に行ったことも無いくせに、「ネオ・モッズ」だの「パワー・ポップ」だの、ほざいて悦に入っている、そこのイモ兄(姉)ちゃん、足を洗ってさ、ちょっとこれ聴いてみなさいよ。某FOOTY兄弟の弟の方も一役噛んでいるこの作品、およそ「ドキュソ」という言葉からは無縁な、他を超越した、細部に渡った緻密な音作り。ブラー(BLUR)やオウエイスィス(OASIS)も真っ青(?)なGUITAR POP。はっきり言って、幼稚な日本のシーンに置いとくのがもったいないくらいよ。もう日本のJAMだの、SLFだの言わせないわ。だって、このALBUMでとっくにORIGINALITYを確立しているもの。なお、このALBUMは、FOOTBALL VIOLENCEの類とは何の関係もありませんので(例の本を見て勘違いして買う馬鹿がいると困るので。あら、もう買ってしまったの、お馬鹿さんね、でも、持っていて損は無いから)。
"CANDID MIND" CD (Sick Records)
1.ALL A FICTION, 2.TEARING ME APART, 3.HEAVY LOAD, 4.JUST CAN’T HELP IT, 5.I’VE GOT THE RIGHT, 6.WHEN THE CROWD’S THERE, 7.YOU’LL NEVER KNOW THE SCORE, 8.THEY’RE LAUGHING, 9.DEATH OR GLORY (The Clash)
Yamashita Nobuyuki / Guitar And Lead Vocals. Drums
D.O.I Tsuyoshi / Bass. Backing Vocals And Percussion
Tamura "MOG" Yoshiaki / Drums And Backing Vocals
サボテンが逆立ちしているような、何やら意味不明な表紙ですが(ジャケ買いしてる人は要注意)、単に予算が無かったからという理由で、Yamashita氏が自分で絵を書いてそれを表紙にしたという(爆笑)、まるで漫画のような話ですが、私は、彼らのそういう気取らない人間味のあるところが好きです。自らが参加した日本の"Mods Mayday"を、「子犬の品評会」みたいだったと扱き下ろした、その反骨精神も大好きです(笑)。
前作が内に篭るような感じだったのとは違い、このアルバムは前作で見せたGuitar Popの新境地をさらに発展させて、より攻撃的で、大胆な音になっていると思うのですが、いかがでしょうか? 日本人のバンドじゃないみたいだというのは、ある意味、誉め言葉でもあり皮肉でもあるので、あまり使いたくない言葉なのですが、このCDを聴けば、本場英国から何回も出演依頼が来るという事の理由がわかると思います。全曲英語で歌っていて、その日本語訳が付いているんだけど、GS調の日本語で書かれていて面白いよね(苦笑)。携帯電話犯罪で儲かるのは、結局はNTTなのだという機知に富んだ、"They're Laughing"の歌詞は必見。9曲目の"Death or Glory"は、何処ぞのStrummer複数形バンドの興醒めな即興カヴァーと違って、Joe Strummerが思い偲ばれる切ないカヴァー曲に仕上がっています。まったく、惜しい人を亡くしたよなあ、そういう気持ちにさせてくれる彼らの技量は素晴らしいと思います。
しかし、裏表紙のThanks Listに英語で書いてある、「警察に逮捕されて保釈金50万円云々」というのは一体何???
(C) 2003-2004 DOLL Q ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.