自ら活動の場を海外へ求めていったThe Discocksの時とは打って変わって、内に篭るような活動をしているのは傍から見ると、もどかしいのですが、彼らなりの考えがあってのことでしょう。その日本のバンドじゃないみたいだと思わせる堅実な音、押韻の徹底した英語の歌詞は評価に値すると思います。しかし、思いっきりローマ字読み発音の英語は考え物ですな。あと、手法が古臭すぎるちゃうんかいな。それらをクリアしたら、私は何も言うことがありません。
関連記事:事勿れ主義 (2004年7月某日)
"THE AVOIDED" 7" EP
SIDE A: LEAVE ME ALONE
SIDE B: CHANGE
近日公開。
"THAT'S MY LIFE" 7" EP
SIDE A: THAT'S MY LIFE
SIDE B: NEVER TOO LATE
近日公開。
"YOU AND ME E.P." 12" EP
SIDE A: 1.WASTED AWAY, 2.I'M TODAY
SIDE B: YOU AND ME
かつて一斉を風靡した軟派なJAPANESE Oi! BAND, THE DISCOCKS。そのフロントマンである池畑新ノ助、じゃなっかったピーターが(ココ笑うところよ)、どっからか、がたいのいい兄ちゃん連れてきて新しく結成したこの「硬派」バンド、悪くないわよ。ハードロック風な楽曲、英語の歌詞もちゃんと韻踏んでるし、でも"done"を「ドーン」と発音するのはちょっとね。もっと英語の発音、勉強しなさい。
"THE KIDZ DON'T CARE" 7" EP (Pogo 77 Records)
SIDE A: THE KIDZ DON'T CARE
SIDE B: JUST A NUMBER
何ですか、このA面の、初期のDEEP PURPLEみたいな(ある意味、SKREWDRIVERにも似た)、のた打ち回ったHARD ROCKは。さすがPOGO 77用に録音しただけあって(?)、歌詞の内容もどうってことないし音もしかりで仕事が雑。このバンド、クサすぎ(笑)。外見も手法も古クサすぎ。時代の流れに逆行したSOUNDが野暮ったく感じるのは私だけでしょうか。どうなんでしょう、私には単なる「懐古趣味」にしか思えないんだけど。例えば、他のバンドの名前を出して悪いんだけど、同じHARD ROCKでも、CRAWLERみたいに現代風なエッセンスを加えて、もう一捻りして欲しかったわよね。でも"stereo"を「ステレオ」と発音するのはちょっとね。もっと英語の発音、勉強しなさい。
"WRITING ON THE WALL" 7" EP (HG Fact)
SIDE A: (I'M) LEAVING YOU
SIDE B: WRITING ON THE WALL
相変わらず、自己陶酔した歌い手の、ちょっと玉置浩二が入った変な英語の発音は直っていないのですが、二曲とも完璧に洋楽志向で、聴き手を唸らせるような出来です。
SIDE Bのタイトル曲は、SIDE Aの"(I'M) LEAVING YOU"が45 RPMだったので、最初そのまま針を落として聴いていたのですが、女性ヴォーカルが聞こえてきて、なかなか味な事するなあと思いましたが、何の事は無い、SIDE AとBの回転数が違っていて、SIDE Bは33 RPMで聴けってことだけなんですけどね。紛らわしいことすなよ(笑)。
この人達って、THE DISCOCKSの時の「酔っ払って今夜は楽しもうぜ」みたいなのとは対照的に、暗くて泣き言みたいな曲が多いんですよね。
"We got alienated but we didn't hesitate to do what we think is right...(オレ達は干されてもやりたいようにやっていた)"
って、そりゃ、あんた達がこだわり持ちすぎて、閉鎖的でワガママだったからでしょ(最近は、色々なバンドと一緒にLIVEをやるようになったみたいですが)。しかし、その"WRITING ON THE WALL"の最後の方に出てくる、CLASHからパクったと思われるギターフレーズは余計だったね。あれがあるせいで何だか野暮ったく感じるもの。
"Taboo" CD (HG Fact)
1.LEAVING YOU(さらば 友よ), 2.TABOO(タブー), 3.WAR GAME(ウォーゲーム), 4.WRITING ON THE WALL(壁の落書き), 5.DOWN ON YOUR KNEES(ダウン オン ユア ニーズ), 6.GOOD PAYING JOB(アブレ手当て詐欺事件), 7.STEP INTO THE LIGHT(正気のうちに), 8.REASON WHY(独りぼっちのおまえ)
Jun-ichiro Kageyama - Vocals
Kouji Kimura - Guitars
Takaharu Ohashi - Bass
Masayoshi Yokota - Drums
まず、他の幾多の凡庸なバンドのそれと違って、今までの曲を寄せ集めてベスト・アルバム的な作り方をしていないところが偉いと思う。チャレンジ精神の表れですね。タイトル曲の"Taboo"というのは、日本のシーンについて爆弾発言しているのかと思いきや(いや、このバンドのフロント・マンは一癖も二癖もあって、彼ならばやってくれるだろうと半ば期待していたんですよ)、何のことは無い、日本のマスコミ・報道についてでした。「日本には、真の言論や表現の自由がない」ということが言いたいんでしょうけど、それってワシが「警告」の中で言っていることと一緒ですやん、と思った次第です。やはり、英語の歌詞がちゃんと韻を踏んでいると、聴いている方は気持ちがいいよね。次にどの単語がくるのかなという楽しみもあるし。でも、"better"とかの発音はアメリカ英語的なのに、今時、当の英国人でも使わない"telly"という単語を使ったりしているところに違和感を覚えました。
サウンドは垢抜けたね(笑)。「オイ」「スキンズ」とかいうイモ臭い、しょーもないギミックを振り翳すことなく、英国人のモノマネから脱却していて、オリジナリティに溢れている。でも、期待はずれだった。確かに良い曲は二三あったけど(しかし、それらが前述のシングル曲の再録と"Step into the Light"だけというのも、大枚をはたいて買った消費者側からすると考え物ですな)、彼らがこのアルバムで何がやりたかったのか、いまいちよくわからなかった。前半のBass Lineがヴィジュアル系バンドみたいな"War Game"とか、5曲目のSka、"Down on Your Knees"とか聴いて、あ、滑ってるなと思った。例えて言うならば、「失敗したThe Modsのアルバム」、「New Waveに移行して失敗したAngelic Upstarts」ってところでしょうか。でも、アルバムの全体的な印象としては、The ModsとかThe Street Beatsが好きな人は買いかもしれない。
Taboo
Read the scandals on the paper. The hidden truth and the plotted news
Whether we become aware of it or not, we're too chicken to accuse
Threat! Pressure! and Violence! (All We Got)
You better keep silence cos it's under taboo
The other side people you see it on the telly. Living a life almost suicide
But there's no much difference between the groups here and the dictator of the other side
Threat! Pressure! and Violence! (All We Got)
You better keep silence cos it's under taboo
The founder of a suspicious religion bent on making money and world domination
Is he the traitor or the savior of the world? Ask the controlled mass communication
Threat! Pressure! and Violence! (All We Got)
You better keep silence cos it's under taboo
新聞の見出しに踊るスキャンダル
隠された真実と仕組まれたニュース
だけどそれに気付いたところで
告発する勇気がある奴なんていやしない
恫喝 圧力 そして暴力
そいつはタブーだぜ 黙っておいた方が身のためさ
テレビに映る隣の国の様子
ほとんど自殺まがいの生活を送ってる
だけどこちらの対抗勢力がやってることも
あちらの独裁者がやってることと大して変わらない
恫喝 圧力 そして暴力
そいつはタブーだぜ 黙っておいた方が身のためさ
金儲けに精を出し世界征服をたくらむ胡散臭い教祖様
国賊呼ばわりされるか救世主となれるのか
統制されたマスコミに聞いてみな
恫喝 圧力 そして暴力
そいつはタブーだぜ 黙っておいた方が身のためさ
(C) 2003-2004 DOLL Q ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.